入試について

アドミッションポリシー(教育理念)

地球環境系 学士教育プログラム

(1) 学科等の教育理念・目的

地球環境系の教育の理念・目的は真の自然科学的教養と知性を身に付けて、将来の仕事でそれを十分に発揮していける人間を育成することにあります。

(2) 求める学生像

地球環境系では地球と海洋に関する自然現象に興味をもち、意欲的に地球科学の知識を身に付け、探究心に富む人を求めています。特に熱帯・亜熱帯域の島弧や海洋で起きている自然現象に興味のある人を求めます。

(3) 高等学校等で履修すべき科目や習得しておくことが望ましい資格等

地学(地球科学)分野は、数学と他の理科分野(物理、化学、生物)の能力を総合的に応用するような特性を有しています。したがって、高等学校あるいは中等教育学校(以下、「中等教育」)では地学だけではなく、これらの教科もしっかり勉強することを受験者には望みます。さらに、英語は実質的な国際共通語として科学の分野では非常に重要な役割があります。受験者は英語の勉強も重視して下さい。

(4) 入学者選抜の基本方針

地球環境系は中等教育での教育課程を尊重するとともに、受験者が中等教育で基本的な学力と思考力を身に付けたかどうかを重視しています。また特定の分野に偏るような試験内容や試験方法は避けるよう努力しています。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。前期日程の個別学力検査では、数学(数I・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数B・数C)と理科(物理基礎・物理、化学基礎・化学、地学基礎・地学から1つ選択)の試験を行います。これらの試験では記述式の問題を多く取り入れています。受験者の思考力や記述力等を総合的にみるためです。これに調査書の内容も含め、総合的な評価を行います。

一般選抜 後期日程

大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。後期日程の個別学力検査では、小論文の試験を行います。文章の読解能力や情報の要約能力、及び地球科学分野に対する興味や関心度、及び論理的な文章の表現力等を評価します。これに、調査書の内容も含めて総合的な評価を行います。

学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)

大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。それに加えて、面接試験を行うことにより、地学の専門分野に対する学習への意欲、適性等を併せもっている人を選抜します。

帰国生徒特別選抜

大学入学共通テストを課さず、小論文と面接を課し、それらの評価に基づいて総合的に判定します。小論文では、文章の読解能力や情報の要約能力、及び地球科学分野に対する興味や関心度、及び論理的な文章の表現力等を評価します。面接では、地球科学分野を勉強するための基礎知識、及び勉強しようとする意欲・熱意を中心に評価します。

私費外国人留学生特別選抜

大学入学共通テストを課さず、独立行政法人日本学生支援機構が実施する「日本留学試験」と本学が実施する面接の成績を総合的に評価します。面接では、地球科学分野を勉強するための基礎知識、及び勉強しようという意欲・熱意を中心に評価します。

入試情報リンク

琉球大学学生部入試課